2017 07 ≪  08月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2017 09
Powered By 画RSS
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
文系SFな日本、科学者がSFを執筆する海外【前編】(part79スレ)
- 2012/08/29(Wed) -
594 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 09:25:32 ID:i8xoAAu0
ETV特集「21世紀を夢見た日々~日本SFの50年~」
NHK教育 10/21 22:00

世界中の若者を魅了する、日本製のアニメやマンガなどのサブカルチャー。
その源流をたどると、戦後独自の発展を遂げたSF文学に突き当たる。
日本SFの50年にわたる歴史をたどりながら、現代日本文化のルーツを探る。

595 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 10:21:52 ID:QyJxj+/N
>>594
どうも俺は日本のSFは地味で野暮ったくて好きになれんけどね。

ひとつには、物語の大テーマ(地球滅亡とか宇宙戦争とか)に直接関係ない
暗い情念(愛憎のもつれとか、権力闘争とか)を描きすぎる様な気がする。
リアリティを出そうとしてるのかも知れないけどね。海外SFの登場人物は
逆に単純でマンガ的な性格ばかりと言えなくもないが。

また、スパーンとした空間の広がりを感じない。登場人物が空を見上げたり、
地平線を見つめたりすることはない。目線は常時やや下向きで閉塞感がある。
情事なんかも、常に暗い四畳半とか地下室で、しかも意に沿わない相手と
嫌々やってる印象がある(笑)これは平井和正なんか顕著。

後、物語の大テーマに関わる肝心な処(オチ)で読者をはぐらかして逃げる。
登場人物の具体的な視覚イメージとして描写せず、超越的な存在を出して
抽象的に説明させて逃げる。また、不思議なものを不思議なまま放置して、
存在理由や仕組みを解明しない。最近の作だけど「新・地底旅行」なんかそう。
まぁ「ドグラマグラ」なんかはファンタジーだから良いのか。

最後に全体的に抑制気味で、無理やり現代的な「意義ある」テーマと
結び付けようとしがち。「機神兵団」の原作なんかラストに近づくほど話が
ショボくなりラストでクソになった。漫画版のインフレ大爆発の方が快感。

596 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 10:54:45 ID:7YW7Jk9t
SFそのものとは違うだろうけど、日本の昔話にはそれっぽいものはあるんじゃないかな?
それと比較してみれば面白いんじゃないか?

597 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 10:59:11 ID:QyJxj+/N
>>595
気に障ったらすまん、上は自分の趣味の問題。
また、日本の全ての SF作家がダメという気はないです。

なんつうか、星新一、小松左京、半村良、山田正紀、筒井康隆といった辺りは、
現在のサブカルの源流ではないんじゃないかということ。
もし、その辺りを源流と見做すなら、件の番組は誤解してる様な気がする。

海外SF・海外映画→手塚治虫→石森・藤子→(その他大勢) というのが
今のマンガ、アニメ、ライトノベル等のサブカルの源流なんじゃないかと。

598 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:03:30 ID:gPYjVEt9
ミステリーとSF小説は日本のは英米に比べるとイマイチだね。
日本人にとってあまり得意なジャンルではないのかも。

599 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:03:37 ID:i8xoAAu0
進化の系統で言えば、アニメが人間だとすると類人猿にあたるのはあくまで海外SF・映画であって、
小松左京とかはチンパンジーに相当するんだと思うな。
つまり、この先いくら進化しても人間にはならない。

600 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:33:39 ID:b8yLHBAQ
日本のSFの若い才能は全て漫画やアニメに持って行かれてると思うなぁ。

601 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:33:40 ID:QyJxj+/N
>>599
同意、そんな感じです。
手塚治虫は確実に大きな源流のひとつだと思うけど、小松左京とは
大体同時代だし、手塚は偏狭だから(笑)影響は受けてないと思う。

後、ウルトラマンの系統は何なのでしょうかね。

ゴジラは海外SF映画の影響と、香山滋という小松左京等よりも
さらに前のSF作家(その辺りの時代の作家には、上で書いた様な暗さは
殆ど無い気がする・・・読んだ数が少ないから不詳だけど)の原作ですが、

ウルトラマンは何か違う気がするなあ。あのスパァっと明るい未来の
イメージは手塚とも違う、何か、そこで生まれたオリジナルなものを感じる。

602 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:37:08 ID:TSvBFtrj
日本のSFはそもそもが文系。文系で悪けりゃ人文系と言って良い。
理系的ファクターは、欧米SFに完全に吸い取られていた。

603 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:39:02 ID:0Hb+MQEZ
日本は欧米とは毛色が違うのか。
詳しい人に聞きたいんだが、その他の国のはどうなんだ?

604 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:40:45 ID:Dbr/OjXf
新井素子が「SF作家」な国だもの。

605 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:43:03 ID:GG7oMEp4
SFつっても、海外でもSFはシリアスになればなるほど蛸壺っぽいと思う。
明るい感じのって多かれ少なかれスペースオペラの文法が入ってない?

606 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:45:51 ID:TSvBFtrj
日本人がSFを書き始めた時期や社会状況も色濃く影響してるよね。
欧米SFがニューウェーヴに傾倒しはじめた時期だし、
それにやはり敗戦の後遺症がいたる所に見られる。

607 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:50:17 ID:TSvBFtrj
>>603
> 詳しい人に聞きたいんだが、その他の国のはどうなんだ?

その他の国……英語圏はどの国も障壁無く同じSF文化圏だよね。

日本は非英語圏で例外的にSFが華々しく花開いている言語圏だろう。
この劣弱極まる状況であってさえ。

あとはドイツもそれなりにSFな文化圏があるわけだが良くわからんな。

これほど国際的に情報の流通が盛んになっても、結局壁になるのは言語の差異だな。

608 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 11:53:32 ID:0Hb+MQEZ
>>607
欧米とかじゃなくて、言葉で括るべきなのか。なるほどね。

609 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:12:31 ID:QyJxj+/N
俺は「トリフィド時代」が死ぬほど好きなんだが、こんな感じだ。

災厄が何故発生したかは想像でホンの少し語られるのみ(追及する余裕がない)。
主人公は難民の一人で、彼の視点をカメラの様にして、
災厄発生後の世界と復興を目指す人々の苦闘や挫折が描かれる。
世界の他の部分がどうなってるかは伝聞で語られるのみ。
遠い将来の復興を示唆して物語は終わる。

これを日本のSF作家が書くとこんな感じになりそうだと邪推(笑)。

災厄はとある組織の裏切りによる世界支配のための作為。
主人公はその組織の末端で、災厄の原因を追及しようとする。その組織は健在で、
主人公を抹殺しようと暗殺者を繰り出す。主人公は暗殺者を返討ちにしたり、セックルしたり、
過去の因縁を解決したり、仲間にしたりしてる内に、いつの間にか組織の黒幕である「神」とか
「コンピュータ」と対面、ホニャララがホニャララして大団円。世界は救われる。

610 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:17:04 ID:QyJxj+/N
>>609
さらに、ライトノベルだと、
敵方の暗殺者が全部女の子で負けた後は主人公の味方になる・・・

611 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:22:57 ID:TryD1KD0
眉村卓とか堀晃はSFしてると思うけどなぁ
豊田有恒はラノベの祖だと思う。

612 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:28:29 ID:MEFJStqS
>>601
ウルトラQ、ウルトラマンの原案段階は確か星新一たちSF作家が参加してたなぁ。

613 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:35:20 ID:1UqZ6nci
>海外SF・海外映画→手塚治虫→石森・藤子→(その他大勢) というのが
>今のマンガ、アニメ、ライトノベル等のサブカルの源流なんじゃないかと。

なんだ外人や朝鮮人の言うとおりアニメやマンガはやっぱりパクリなのか?w

614 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 12:36:08 ID:1RKy+axq
日本の作家がマクロ設定上のミクロ描写でなくマクロ描写に走ろうとするのは、
読者がそれを望んでいるからでは?

戦争をテーマにしても戦場の兵士たちを徹底的に描写するよりは、
上層部を頻繁に登場させるなどしてそのバックグラウンドを語りたがるよね。
謎を謎のままにしておけないというか。

615 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:04:43 ID:rJoY01Rr
>>598
>ミステリーとSF小説は日本のは英米に比べるとイマイチだね。

失礼な。
ミステリーに関しては、日本の電車を使ったアリバイ工作なんかは、
海外じゃ絶対に真似できないぞ。
だって、海外はダイヤ通りに電車が動かないからw

それから、SFに関しては、ある意味日本の生活がもう、海外ではSFチックというか。
ある日のサラリーマンの風景。
いつも通りに会社へ向かう途中、上司から携帯端末にメールが入ってる。
クレーム処理で東京から大阪へ向かって欲しいという内容だった。
携帯端末から最速の経路を割り出し、同じく携帯から新幹線又は飛行機の旅客券を購入。
そのままお客に到着時間を伝える。
大阪へ着いたら、携帯端末に地図を表示させナビゲーションでお客の元へ行く。
なんて、ことが普通にできるのが日本。
これを小説風に書いたら、ほとんどの国がこれはSFだと判断するんでないかい?w

616 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:07:19 ID:TSvBFtrj
>>614
> 戦争をテーマにしても戦場の兵士たちを徹底的に描写するよりは、
>上層部を頻繁に登場させるなどしてそのバックグラウンドを語りたがるよね。
>謎を謎のままにしておけないというか。

それはアメリカSFの特徴。
破滅SFその1はホワイトハウスが舞台、破滅SFその2はホワイトハウスが舞台、
破滅SFその3はホワイトハウスが舞台、侵略SFその1はホワイトハウスが舞台、
侵略SFその2はホワイトハウスが舞台、侵略SFその3はホワイトハウスが舞台、
侵略SFその4はホワイトハウスが舞台、侵略SFその5はホワイトハウスが舞台、
最初の接触SFその1はホワイトハウスが舞台、最初の接触SFその2はホワイトハウスが舞台、
最初の接触SFその3はホワイトハウスが舞台、最初の接触SFその4はホワイトハウスが舞台、
人類進化SFその1はホワイトハウスが舞台、人類進化SFその2はホワイトハウスが舞台、
人類進化SFその3はホワイトハウスが舞台、人類進化SFその4はホワイトハウスが舞台……
という具合。

617 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:10:10 ID:G/2e7SWb
>>609
おお、同志!
俺もトリフィドがメチャクチャ好き。
でも俺の場合「トリフィド時代」よりも「トリフィドの日」のほうがしっくりくるな。
ジョン・ウィンダムは最高!
でも、英国人の知り合いは、ウェルズは知っていても、ウィンダムは知らないんだよ。

618 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:21:09 ID:G/2e7SWb
まあ、SFに人間関係に関しての描写が多いのは、日本の特徴かも。
社会心理学者なんかなら、「社会性を重視する日本人の心理云々」いいそうだよね。
後、SFに関しては、欧米に比べて日本が後進だから基本的な設定が既に使われつくしていて、
設定のみに頼った物語の展開が難しいせいもあるかも。

619 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:36:19 ID:QyJxj+/N
>>617
同志! あの主人公から視点を動かさず、ずっと一人称で語られる処が良いよね。
臨場感というか世界が壊れちまった空虚さがヒシヒシ伝わって来るというか。
世界の他の部分が語られない処も想像を刺激して、かえって打ちのめされる感が強まるというか。

でも、実は凄く憧れるんだよ。この社会がブチ壊れちまって、
偶々、自分が非常に有利な条件(視覚がある)で自由で生き残るって。
あれ被災した家族が居ると悲惨ですけどね。

>>616
小松左京の「復活の日」の米国版は、そんな風に改修されちまった
そうですよね。比重が、南極基地<<<<ホワイトハウスになってると。
どう改修したやら、それでバランスが壊れてないのか知らないが。
米国の多分ハリウッドの奴等は本当にクソだと思う。

>>615
> それから、SFに関しては、ある意味日本の生活がもう、海外ではSFチックというか。

今時、ハイテクの未来生活=SFというのは凄く古臭い考えだと思うけど・・・

620 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:49:16 ID:QyJxj+/N
栗本薫が大昔、SFの定義として、極論とは思うけど
凄く良いことを言っていた。不確かな要約だけど・・・

まず、科学的考証の有無云々と勘違いする人が居るが全く関係ない。
また、特別な背景を持つ一部の人に降りかかるイベントというのはSFではない。
世界とか人類が否応なく巻き込まれるイベントがSFであり、さらに極論すると、
王道は「世界をぶっ壊す話」と「世界をおっ立てる話」であり要は神話だと。
その定義で行くと、超能力ものは除外。破滅テーマが王道。

まぁ、そうすると自分の好きな作品が結構SF外になっちゃうけどね(w

ただ、彼女はこうも言っている。
「SF とは半裸のねーちゃんである(挿絵は高橋留美子)」

どちらも大昔の「スターログ」に、中島梓名義で掲載してたエッセーから。

621 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:53:42 ID:5JWXd3Kr
銀河英雄伝説も指揮官と政治家なんかの指示する人たちがメインだしなぁ

622 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 13:57:01 ID:1UqZ6nci
なんだ結局海外SFマンセーのSF親父の独り言かよ馬鹿馬鹿しいw
クダラネーオナニーは専門スレでやれ

>>621
銀英伝は司馬のパクリ
あれをSFとして評論する奴は低脳w

623 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 14:07:48 ID:QyJxj+/N
>>613
> >海外SF・海外映画→手塚治虫→石森・藤子→(その他大勢) というのが
> >今のマンガ、アニメ、ライトノベル等のサブカルの源流なんじゃないかと。
>
> なんだ外人や朝鮮人の言うとおりアニメやマンガはやっぱりパクリなのか?w

影響を受けたということで、文化の発展ってのはそういうもんだよ。

ただ、手塚自身は達観していた訳ではなく、元ネタの海外SF・海外映画の
資料を納めた本棚がある部屋を、アシスタント等に入室厳禁にしていたらしい。
当時アシスタントの古谷三敏(だったかな?)がうっかり入室して、
思わずその辺の資料を読んでたら、怒りに震える手塚が後ろに立っていて(笑)
多分それが原因で辞めさせられたそうな。

最近文庫が出た「赤塚不二夫のことを書いたのだ」に書いてあった。

624 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 14:11:41 ID:QyJxj+/N
>>622
> なんだ結局海外SFマンセーのSF親父の独り言かよ馬鹿馬鹿しいw
> クダラネーオナニーは専門スレでやれ

好きなジャンルで書きすぎたな。済まん、しばらく控える。

625 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 14:52:53 ID:rJoY01Rr
>>619
>今時、ハイテクの未来生活=SFというのは凄く古臭い考えだと思うけど・・

でも、間違ってないでしょw

631 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 18:28:46 ID:zIZCCNg0
妖星ゴラスやら地球防衛軍やらマイティジャックやらの
リアル系メカ特撮SFの系譜が途絶えてしまったのは痛いな。

まあアメリカでも50年代にあったリアル指向冒険宇宙SF映画の系譜は途絶えてるんだけど。

638 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 20:26:09 ID:ZTELJp1+
うわ。2日ほど見なかったらSFの話になっている。
参加させてください。

10年位前に読み返した、バラード(アンダーソンかも?)あたりだったと思うけど、
21世紀の未来世界の描写で、チューブの中を縦横無尽に個人カーが通り、
人間は速度の違うベルトコンベアーの上を渡り歩き移動する。
そんな世界でも、主人公は友人に連絡を取るために公衆電話を探す。
『ああ、もうSFは時代遅れになるかも~?』と危惧したものでした。

でも、SFって、何も未来世界の科学予想ではないですよね。
ここ10年の作家で天才だと思ったのは、テッド・チャン「あなたの人生の物語」
文句なく、凄い。

本来の意味でのSF作品です。
未読の人はぜひ読んで欲しい。

640 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 21:23:14 ID:UNqc5gek
SFと言えば、「SF小説作法」って読本が昔あったんだけど、
SF小説がほかの小説と違うところは、まさしく「サイエンス」の部分であり、
科学考証は必ず行うこととあった。

で、作例として、「その小惑星基地では、数時間に1回、銃弾の雨に見舞われる。
実は以前銃撃戦を行ったとき、銃弾が小惑星の公転軌道に乗ってしまい、
速度が自然に落ちるまでは止められない」というプロットと、
「このお話を成立させるためには弾丸の質量と初速、小惑星の重力を計算し、
公転軌道がその基地を通ってもおかしくないことを確認すること」とあった。

これを見る限り、アメリカのSF小説は理系の教育を受けた人が多いんではないかと思う。
でも、日本で理系の高等教育を受けた人間が、
小説なんて「文芸」をやろうなんて、まず思わないんじゃないか。
だから日本のSFは、科学考証ではなく、政治や個人を描きたがるのではないかと。

ちなみに「SF小説作法」には「物語は変化を描く」
「主人公は人間か擬人化されたもの(都市や惑星も含む)」などが有るが、
「これらはすべてSF小説でなくても、やらなければならないことである」とある。
日本のSF文壇は、そのレベルで止まっているように感じる。

641 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 21:38:11 ID:d7V50+QJ
アメリカのSF作家には学者との二足草鞋の人も結構いるね。

644 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 22:46:59 ID:saSWALFZ
>595
日本のSFはSFというよりもむしろ、雨月物語とか怪談とか
ああいう世界の現代版な感じだよな
俺も若いころはそれがイヤだったが最近はまあいやと

645 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 22:53:24 ID:saSWALFZ
SFとミステリーだけじゃなく冒険小説も名作を選ぶと英米のもばかりになるな
しかし山田風太郎にハマった時は、こんなおもろい小説
英米の作家には書けないだろうと思った

646 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 22:59:44 ID:fORImS4k
SFと言われているモノは
「SF」 「スペースオペラ」 「ジュブナイル」に分かれるんじゃないかと思う。
どう違うのか説明しろと言われても困るけど。

647 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 23:21:44 ID:fdPWCTFR
とりあえず宇宙船が飛んでかわいい娘が出てくれば
俺的にはSF。

648 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 23:28:05 ID:7YW7Jk9t
竹取物語もSF?

649 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 23:28:29 ID:/QY+1/Qb
>>646
SFの定義は今なお定まっていない。

「SFの歴史」 ジャック・サドゥ-ル 著

では、「Speculative Fiction」(思弁的創作)を提唱している。
ファンタジーも全て包含しているし、必ずしも”科学的”でなくても良いからだ。

ジーン・ウルフの”新しい太陽の書”シリーズでは魔法は実はかつての科学技術であり、
もはや科学と魔術の境界は無い。
最近の作品だと、ダン・シモンズの「オリュンポス」や「イリアム」が、神話世界とSFの
融合として捉えられるだろう。(自分は未読だが)

SFはジャンルの定義が難しい。

650 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 23:45:19 ID:saSWALFZ
たとえばさ、今バキで「ジュラ紀から蘇った原人」というのが出てるだろ
もし作者が英米人だったら、「なぜジュラ紀に人類が?」
「現在の人類との関係は?」「どのような文化をもっていたのか?」
といった方面に話が展開していくと思うが、
日本人が書くと「拳法家と原人どっちが強いか?」という方向に

651 :日出づる処の名無し:2007/10/21(日) 23:49:51 ID:x0DZ0yyF
てかさ、日本の場合「ものがたりの祖」が
SF小説「竹取物語」だからなぁ。
大げさでもなんでもなく、普通に日本文学のスタートはSFだったわけで

652 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 00:01:40 ID:MEFJStqS
>>651
いや源氏物語もあるから、萌え小説とどちらが起源になるかは微妙

653 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 00:07:22 ID:x0DZ0yyF
>>652
ヲイヲイ、竹取物語を「ものがたりの祖」と称したのは
ほかならぬ「源氏物語」で、源氏が紫の上に語る「文学談義」の中での話だぞ
17帖の「絵合わせ」の段な。

654 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 00:11:13 ID:NDd3R4n1
竹取物語がSFとするとファンタジーとの境が分かり難いな。
説明されてもわからん空想科学は魔法的な物として流してしまうというか
その魔法的な何かで起こる事態の方を重要視する傾向はあるのかな。ドラえもんとか。

655 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 00:11:14 ID:oGxen2E5
そういう大昔の物は元祖とは認めてもらえないんだろう。
あと、竹取物語の内容には詳しくないが、萌えと言うのは感覚的なものなので、
書いた本人がどういう感じ方をしていたのかで変わる。
「萌え」という感覚が無く、「美しい」や「愛らしい」という感覚だったかもしれない。

656 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 00:42:26 ID:dTx25gde
日本も海外も御三家を超える人がいまだに出てこないのはなんで、大体遣り尽したからかな、
今のSFは枝葉末節にこだわるオタを相手にした袋小路に入ってる。

657 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:14:17 ID:jIg8Xgud
>>650
> たとえばさ、今バキで「ジュラ紀から蘇った原人」というのが出てるだろ

板垣だっけ・・・マジなの? それとも何かの伏線なの?

658 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:16:55 ID:MOzBjD66
古典を分析するのはいいけど、
公式化っていうか、マニュアル化しちゃうから、
お手軽に、どっかで見たような。

とか。

659 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:18:34 ID:uQu+CKdJ
>>614
>日本の作家がマクロ設定上のミクロ描写でなくマクロ描写に走ろうとするのは、

つ【最終兵器彼女】
つ【愛人】

サイカノはともかく、愛人(田中ユタカの奴ね)は作者のSF好きが
良く伝わってきてマクロ描写もミクロ描写も読み込むのが楽しかった。

660 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:19:59 ID:SszyBo/i
>>657
バキが連載休止して短期連載「ピクル」というのが始まった。
ジュラ紀の地層でピクルスみたいになってた原人がよみがえる話だ。
最終回で原人ピクルがキャプテン・ストライダムと出会い、
連載再開したバキの第1話はピクルの来日からだ。

661 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:20:37 ID:5u1w9wE5
むしろSFが各メディアに拡散しちゃってわかりにくくなってるんだろ。
数年前だけど、ヤフーのトピで寄生獣はすぐれたSF漫画だ、という書きこみに
否定的なレスがたくさんついていた。
あれは漫画部門の星雲賞に輝いた、まぎれもないSFなんだけど、
否定的な書き込みをした人は>>656のいう「枝葉末節にこだわるオタを相手にした」漫画だと
とったのかもしれない。

662 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:36:49 ID:jIg8Xgud
>>660
その設定に頭がクラクラ来たけど(笑)・・・いや、その漫画家が
ジュラ紀に原人は居ないことを知って描いてるのか(恐竜と闘わせるため無視とか)、
天然で知らずに描いてるのかという意味です。
後者だったら「編集がちゃんと言わんと(先生が恥かく)」と思った。

663 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:36:54 ID:uP0x1qNV
ジャンルの垣根が低くなっているからねえ。SF+時代劇+ミステリーの要素が
入ったモノが出来ても全然不思議じゃないのが今の日本。

これは一体なんだ?と言われても、おそらく年齢制限による分類以外は難しいんじゃないか。
一応はミステリーなどに分類するにしても。

664 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:37:22 ID:NDd3R4n1
オタの好みに迎合しすぎるとジャンルごと弱体化するのはゲームなどもそうだな。
まぁ、あらゆるメディアに言えるかも知れんが。

665 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:38:32 ID:7cuo09bz
>>662
居ない筈なのに居た事の驚きから始まってるから、当然知ってて描いてる。

666 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:50:07 ID:/KMtteze
「ジュラ紀からよみがえった原人」かあ、
そんなもん出すくらいだったら「疎と密を操る程度の伊吹山の鬼」を出すよ。

667 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:50:11 ID:jIg8Xgud
>>661
寄生獣はどっからどうとっても優れた作品だと思うのだが・・・
マジクソ重いテーマなのに惹きつけられるし、感動もあるし、展開に破綻もない。
星・小松・筒井は結構読んでるけど(星はショートショート集一冊だけ)
寄生獣を大きく上回るもんではないないと思うよ(漫画と小説比べるのもアレだが)
個人的な感想では上回るものは1つも書いてない。

(星は何処が良いかわからんが)小松・筒井が大したことはないという意味ではなくて、
やっぱり時代を経るごとに、先発の影響を受け継いで、
より優れた後発が出て来ているだけだと思うんだが。

696 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 22:11:22 ID:f1mXdCtI
>>667
寄生獣は日本SFへのオマージュでもある。
作者は特に星新一をリスペクトしていた。
なにしろ寄生獣の主人公の名前、泉新一は星新一をちょっとひねっただけなんだから。

697 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 22:12:29 ID:iqIirz2i
寄生獣ってデビルマンのパクリかと思ってた

668 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:54:35 ID:SszyBo/i
>>662
665の通りだ。更に言えばピクルはティラノサウルスを補食していたという設定。
……この設定に関して説明を加えるつもりは板垣には毛頭無いらしい。

669 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 01:56:15 ID:7cuo09bz
>>668
ツッコミいれてたら板垣作品なんてツッコミだらけになるからな

670 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 02:08:58 ID:jIg8Xgud
>>668
いや「恐竜喰ってた事にするからジュラ紀なんだ!」という事なら
逆に、素晴らしいと思うよ。いやマジで。

671 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 02:21:41 ID:uQu+CKdJ
>>670
「ジュラ紀にティラノはいねえよ!」ってことでは無いかと。

673 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 06:32:37 ID:XjNgJhLL
ガイバーみたく、ジュラ紀人類は宇宙人に作られた戦闘種族だったんだよ!
で納得しろって言うなら納得するが。
恐竜食ってたことにしよう、じゃバカだよなあ、何も考えてない方向に。
そんなに強いやつが欲しければ、サイヤ人が攻めてきましたでも良いのに。

674 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 07:13:27 ID:sdOft8ur
>>663
> ジャンルの垣根が低くなっているからねえ。SF+時代劇+ミステリーの要素が
> 入ったモノが出来ても全然不思議じゃないのが今の日本。

おいおい、そんなのは珍しくない。日本人がタイムパトロールものを書くと
普通にそうなる。

675 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 08:05:33 ID:GaBiXCJF
>>668-671
板垣は本当に馬鹿で何も考えずに書いてるのか、そういう突っ込みを期待してあえて
無茶苦茶な話を書いてるのかよく分からん。
ちなみに『ピクル』の話は西暦2000年なので、
(勇次郎の生年が195×年→朱美に種付けしたのが19歳の時→連載中断前の刃牙が18歳)
刃牙がオリバに勝った直後から
数年後になるはずだが、何の説明も無くそのすぐ後のように書かれてたな。

676 :日出づる処の名無し:2007/10/22(月) 08:10:28 ID:GaBiXCJF
板垣は車田正美の『リングにかけろ』について、最初はあまりにもリアリティーが無くて
軽蔑していたが、後に漫画は荒唐無稽で堂々と嘘を書いていいんだと思うようになった
なんて事を言ってた気がする。
何気に車田やゆでたまご、宮下あきら、鳥山明などジャンプの黄金期を築いた
荒唐無稽漫画家達とほとんど同世代。

今回の記事の出典元
この記事のURL | ジャポニスム | CM(7) | TB(0) | ▲ top
<<文系SFな日本、科学者がSFを執筆する海外【後編】(part79スレ) | メイン | 特撮はフルCGに取って代わられるべきなのか(part79スレ)>>
コメント
-  -
理系博士号持ちだと、他に森博嗣、円城塔もそうだね。
科学考証が細かいのは、小林泰三を筆頭に、山本弘、野尻抱介とか。

5年前なら、上に挙げた人々はだいたいデビューしてるんで(円城はまだだったかも)、
スレ内の自称SFファンがいかに老害かが分かるというもんだ。
2012/09/06 20:31  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
博士号を取っているSF作家なら瀬名秀明が有名。
手塚治虫も医学博士であるから、科学者SF作家。
2012/08/31 07:14  | URL | 1 #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
科学考証が緻密といえば谷甲州だな
2012/08/30 19:25  | URL | #6tCB.amM[ 編集] |  ▲ top

-  -
古い言葉で言うとワイドスクリーンバロックなSFが好きだけど
最近はそういう世界の成り立ちそのものへ踏み込むようなの少ないよね。

ラノベと混交する前の日本SFは思弁的なのが多かったと思うが
ラノベと境が曖昧になってきてキャラやシチュエーション主導なのが増えた。
ついでに海外SFも最近はキャラメインなのが増えつつある気がする。
2012/08/30 17:00  | URL |   #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
最近のSFはどこもアドベンチャー成分が足りない

科学考察なんて、作中世界で立派に科学として成り立っていればいいんだよ
ワープなんて物理学上限りなく不可能なのに架空理論の一つも出さずに現実の科学と無理に整合性をとって物語を展開する。
こっちのほうが物語が破たんする。

アメドラのスターゲートとかこの辺わかっている感じがしてすげー面白いよ、なんか最新シリーズ色々とあれだけど
2012/08/30 16:33  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
日本人科学者のSF作家もいるよ 石原藤夫とか
2012/08/30 09:50  | URL | ノ(゜ω゜=゜ω゜)ヽ #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
四畳半SFこそ至高

ドラえもん9990うる☆
アメリカで言うとユーリカ
2012/08/30 05:22  | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集] |  ▲ top


コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


▲ top
トラックバック
トラックバックURL
→http://japonism2ch.blog57.fc2.com/tb.php/458-13e933fe
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。